同じ方言で授業する2人

「先生、方言になってますよ」という声が、隣の教室から聞こえてきました。
子供たちは大爆笑。
そうなんです。
これは私への言葉なのです。

私と隣にいる先生は、同じ地元なので、方言を使うとすぐわかってしまいます。
私たちは同じ理数系の学科を教えていました。
炊いては、彼がAクラス、私がBクラスを受け持っていました。
若干、平均実力は違いましたが、大体同じようなスピードで授業は進んでいました。
時間割もほぼ同じで、教室が隣り合うことがほとんど。
ですので、息抜きもかねて、たまにこんな会話をしていたのです。
私のほうも、「先生、ちょっとうるさいです」というようなちゃちゃを入れていました。
そして、走行しているうちに私たちは付き合うようになったのです。
そうなるとお互いのことがもっとわかってくるので、授業でのやり取りもレベルが上がります。
子供たちもそれに合わせて授業に興味を持ってくれていました。
理数系はなかなか興味をもってくれないのですが、できるだけ、生活に密着した内容になるように、二人で相談していたのです。
この時間はとても楽しく、ここまでやると子供たちにばれるかなとも思ったのですが、ばれることなく無事卒業していきました。
次の年は、学年が違ったので、こんな授業はできませんでしたが、今でも思い出すと笑いが出てしまいます。
毎年送られてくる子供たちの年賀状に、「先生にもよろしく」と書いてあったのをみて、やっぱりばれてたかと思ったものでした。

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